バラ科ダイコンソウ属ダイコンソウ,学名:Geum japonicum,かのんの樹木図鑑
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ダイコンソウ

バラ科 ダイコンソウ属                 多年草
学名 : Geum japonicum 
( 大根草 ) 別名/−−
花 期  6〜8月
分 布 北海道・本州・四国・九州           
生育地 やや湿り気のある山野
参考文献
(1) 林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年


2005.9.27 岡山県吉備中央町「大平山」 2005.9.27 岡山県吉備中央町「大平山」
直径1.5〜2pの黄色い花をつける。花弁は5個。雄しべと雌しべは多数ある。
2005.9.27 岡山県吉備中央町「大平山」 2005.9.27 岡山県吉備中央町「大平山」
柱頭には途中に関節があり,成熟に伴って脱落,先端がかぎ状のそう果となるそうである。
2011.10.2 岡山県真庭市勝山「城山」
未成熟なそう果がびっしりとついている。基部には黄色の雄しべの残骸が残り,総苞片(そうほうへん)は強く反り返っている。
2011.10.2 岡山県真庭市勝山「城山」
成熟したそう果は暗褐色。衣服や動物の毛が触れるとかぎ状の部分が引っかかり容易にばらける。また,そう果には逆向きの毛があり,一度ひっつくと外れにくくなっている。
本種は,いわゆる「ひっつきむし」の仲間,動物散布の種子である。
2005.9.27 岡山県吉備中央町「大平山」
写真は茎葉(けいよう)で,上部のものほど小さくなり,下部に行くほど大きく,長い柄を持つようになる。全体に短い軟毛(なんもう)がある。
2005.9.27 岡山県吉備中央町「大平山」
鋸歯(きょし)のある托葉(たくよう)が残る。
岡山県吉備中央町豊岡上 岡山県吉備中央町豊岡上
ダイコンソウに似ているが,全体にやや大型のオオダイコンソウがある。北海道および本州(中部地方以北)に分布する。
名の由来
根生葉(こんせいよう)がダイコンの葉に似ており,野に自生することによる。
岡山県情報
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