アカバナ科マツヨイグサ属ユウゲショウ,学名:Oenothera rosea,かのんの樹木図鑑
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ユウゲショウ

アカバナ科 マツヨイグサ属                                多年草
学名 : Oenothera rosea L'Hér. ex Aiton
( 夕化粧 ) 別名/アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧) 
花 期 5~9月
分 布 南アメリカ原産
観賞用に栽培されたものが,関東地方以西で野生化
生育地 市街地の路傍
参考図書
(1) 林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P223
(2) 清水矩宏/森田弘彦/広田伸七編・著,日本帰化植物写真図鑑,全国農村教育協会,2001年,P212


▲淡い紅色の4弁花,紅色の脈が目立つ。雄しべは8個で,T字形,柱頭は4深裂し平開する。花の直径は約1㎝。図鑑には「夜咲き」との記述があるが,撮影は14時である。
▲子房は花よりもずいぶん下にある。
2009.6.7 岡山県吉備中央町
▲このような路傍にたくましく生育している。
▲蒴果(さくか)は上部が太く,8稜がある。
▲茎は暗紫色を帯びることが多いようだ。開出毛が目立つ。 ▲茎葉は披針形で浅い鋸歯がある。
2013.6.7 岡山県加賀郡吉備中央町上野
花の色や大きさ(直径約1㎝)が,アカバナ(右写真)と似ているが,雌しべの柱頭の形状や,花弁の先端の切れ込みの有無で容易に区別できる。
アカバナは柱頭が棍棒状,花弁の先端部が深く切れ込む。
名の由来
山渓の図鑑(1)には,「淡紅色の花を夕方開くことによる。」とあるが,実際には昼間でも開花している。
オシロイバナ(Mirabilis jalapa)の別名をユウゲショウとも言い,紛らわしいため,本種をアカバナユウゲショウとした図鑑もある。
岡山県情報
岡山県南部を中心に河原,路傍,空き地などで普通に見られる。
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