アブラナ科オランダガラシ属オランダガラシ(クレソン),学名:Nasturtium officinale,かのんの樹木図鑑
 もどる ホーム ←検索サイトから来られた方は,ホームへおいで下さい!

オランダガラシ(クレソン)

アブラナ科 オランダガラシ属                   多年草
学名 : Nasturtium officinale
(和蘭芥子) 別名/クレソン(フランス語),オランダゼリ,イジンゼリ  
花 期 4〜6月
分 布 ヨーロッパ原産
生育地 小川の流れの中や水辺
参考図書
(1) 林弥栄監修,野に咲く花,山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑1〉,1989年,P318
(2) 中川重年著,山菜〈小学館のフィールド・ガイドシリーズ〉,1993年,P136

2012.12.9 岡山県高梁市
小川の流れの中やその水辺に生育し,成長が早く大群落を形成することもある。やや汚れた水の方が成長が早いとも言われる。
この河川では埋め尽くすようにオランダガラシ(クレソン)の群落が広がっていた。
2012.12.9 岡山県高梁市 2012.12.9 岡山県高梁市
葉は奇数羽状複葉で,小葉は卵形〜楕円形で,3〜11個ある。瑞々しい。
2012.12.9 岡山県高梁市
花弁は4個あり十字につく(十字花冠)。雄しべは6個あり,雌しべに近い4個が長い。(4強雄しべ)。
花は直径が6oほどあり,アブラナやタネツケバナの花よりもひとまわり大きい。
2012.12.9 岡山県高梁市
果実は長さ1〜2pの長角果。(心皮は2枚で2室あり,熟すと下の方から縦に裂け,中央に膜質の壁が残る。)
明治時代のはじめに,外国人により軽井沢に持ち込まれ,それが野生化し全国へ広まったとされる。
名の由来
オランダ産の辛子の意味。実際はヨーロッパに広く分布するそうだが,当時はヨーロッパというとオランダというイメージが強かったのであろう。
クレソンは,フランス語(Cresson)。
岡山県情報
メール(注)作者は専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

 もどる ホーム


かのんの樹木図鑑 渓舟の昆虫図鑑

Copyright(C) 2003.9- Kanon All Rights Reserved.

inserted by FC2 system