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 【カエデ科 カエデ属】  Acer palmatum
 イロハモミジ  
【 −− 】   別名/イロハカエデ, タカオモミジ
 ●落葉高木
 ●高さ:15m
 ●花期:4〜5月 雌雄同株(しゆうどうしゅ)
 ●果期:7〜9月
 ●分布:本州(福島県以南)四国,九州
参考文献 山と渓谷社「山渓ハンディ図鑑4 樹に咲く花」 P320

2005.11.23 岡山県「21世紀の森」
葉は,掌状(しょうじょう)に5〜9裂する。縁には重鋸歯(じゅうきょし)が並ぶ。
H16.3.26 岡山県「宇甘渓」 H17.4.24 岡山県「宇甘渓」
新葉の展開が始まっていた。 複散房花序(ふくさんぼうかじょ)をつける。
H17.4.24 岡山県「宇甘渓」
 花序は,下に向いて咲くが,撮影のために上向きにしてある。
 ひとつの花序の中に,雄花と,両性花(りょうせいか)が混じる。左が雄花で,右が,すでに翼(よく)の発達し始めた両性花(りょうせいか)のようだ。
 花には,花弁と萼片(がくへん)が5個づつあるが,萼片(がくへん)の方が真っ赤に目立っている。雄しべは8個確認できる。両性花(りょうせいか)には,雌しべが1個あり,先端がくるりと2裂している。
H15.5.18 岡山県佐伯町「自然保護センター」 2005.11.23 岡山県「21世紀の森」
若い果実(かじつ)。 果実の翼(よく)は,ほぼ水平に開く。
2005.11.23 岡山県「21世紀の森」

●見分けるポイント●
  1. オオモミジやヤマモミジと葉形が似ているが,イロハモミジの方がひとまわり小さい。
     
  2. オオモミジは,細かな単鋸歯(たんきょし)が並ぶのに対して,イロハモミジやヤマモミジは,重鋸歯(じゅうきょし)が並ぶ。

メール(注)作者は樹木の専門家ではありません。あくまで趣味のページですので,まちがった情報もあるかもしれません。まちがいを発見された場合ご一報いただければ幸いです

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